有松の美しき街並み

名古屋市緑区の有松には400年以上続くレトロな街並みがあります。東海道の鳴海宿と知立宿の間宿として有松宿がつくられたのがその起こり。全国一の絞り染め産地として有名で、「有松・鳴海絞」と呼ばれています。軽やかで涼しい肌触りで浴衣や小物、雑貨などに使われています。

2019年5月に日本遺産に認定

有松のまち歩きスポット

有松天満社:江戸時代より続く、有松の氏神様。主祭神は菅原道真公。小高い丘の上から眺める有松〜鳴海の街並みは絶景!

有松グルメ:茶屋やカフェ、ベーカリーなど歴史ある空間で食事を楽しめる♪

有松山車:会館にからくり人形を乗せた豪華な山車が展示

有松絞体験:奥深い絞りの世界を体験できるワークショップを開催(要予約)

名古屋駅から名鉄で有松駅まで20分ほど。400年続く江戸風景と伝統の有松・鳴海絞りを体験しましょう♪

1分でみる有松の街並み

有松のプチ歴史

有松の街並みは、東西800mほど一直線ではなく、緩やかに左右にくねりながら古い街道らしいカーブに絞り染めの商家が続きます。天明の火災をきっかけに塗籠造りが採用(防火仕様)され、有松の街並みから感じられる重厚な雰囲気を作り出しています。

江戸時代、有松絞りは東海道名物として名が知られるようになりました。特に、一般庶民が盛んに旅行するようになると、有松絞りは旅のお土産として人気が広がり、尾張藩主の手を通して将軍家へ献上されるまでになったといわれております。

有松絞りの種類は、有名な鹿の子絞り、縫絞り、クモ絞り、巻上絞り、三浦絞り、板締絞り、桶絞り、嵐絞り、大典絞りなどに大別され、さらに各絞りとも多くのバリエーションがあります。かつては100種類以上もの絞りの技法でしたが、今でも70種類ほどの技法が生きています。

アクセス

名鉄有松駅から徒歩3分

白鳥庭園で有松絞りの展示会が行われました。その様子はこちら。

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