笠寺公園は地元の人から「梅の名所」として知られています。2月も終わりに近づき、そろそろ春を感じたいという方に向けて笠寺公園の梅の見頃と笠寺公園の見どころをお伝えします。
笠寺公園の梅の見頃
笠寺公園の梅の見頃は2月下旬~3月上旬です。現在、満開です(2023.2.22日)。見晴台資料館のちょうど裏側に数十本の赤とピンクが入り混じった梅の木が並んでいます。
笠寺公園の梅の様子
笠寺公園と見晴台遺跡
見晴台遺跡は、1914年(昭和16年)に全国2例目となる銅鐸型土製品が発見されたことで、知られるようになりました。笠寺公園では昭和39年以来、市民を主体とした発掘調査が続けられており、これまでに弥生時代をはじめとする200軒以上の竪穴住居や、台地の縁辺をめぐる4mの濠、笠寺観音と関連すると考えられる中世の陶磁器などが見つかっています。
見晴台考古資料館
見晴台考古資料館では常設で見晴台遺跡展をしています(入場無料、開館時間am9:15~pm17:00、休館日毎週月曜、毎月第4火曜)。当時の竪穴住居1棟が復元されて展示されています。見晴台遺跡の竪穴住居は一辺が3~7mの大きな穴を掘り窪め、その床面に柱を建てる穴を掘り、上屋を築いていました。
笠寺公園から展望
笠寺公園は小高い丘の上にあり、南区周辺の街を一望できます。東側を眺めると現在は家屋などが建ち並んでいますが、昭和30年代はまだ水田が広がっていました。もっと昔は海に面していました。展望スペースには、地元の方が植えた「きんさん」「ぎんさん」と名付けられた桜の木があり、3月下旬になると見頃になります。
アクセス
- 見晴台考古資料館の来場者駐車場に10台ほど駐車可能で17時まで
- 笠寺公園に駐車場なし
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