眼鏡之碑の正体とは?熱田区周辺「眼」の神様

熱田区周辺にある「眼」に関して古くから信仰あるスポットをまとめました。そして、熱田神宮にある謎の眼鏡之碑の正体とは…

眼鏡之碑

熱田神宮にある目に関する土偶。二十五丁橋の前にあり、謎のベールに包まれています。ずっと見ていると不思議な感覚に…眼鏡之碑をよく見ると、「津田庄之郎書」と書かれています。津田氏を調べてみると、平家の子孫が近江津田庄に逃れて津田姓を名乗ったとされています。ますます謎が深まるばかり…

熱田神宮の眼鏡之碑

土偶について調べてみると、縄文時代につくられた土偶の一つのようです。目の部分が遮光器の形をしていることから遮光器土偶と呼ばれています。もしかすると、二十五丁橋は「眼鏡橋」とも呼ばれることから、その繋がりでここに置かれているのではないかと思います。

一説によると、遮光器土偶は女性の体を表しており、安産を祈願して作ったとされています。

熱田神宮に来たら、ぜひ、眼鏡之碑に会いましょう♪

全国的に遮光器土偶の推し活ブームみたいです。

清水社

祭神罔象女神(みずはのめのかみ)は水を司る神様で古くから「お清水さま」と称されています。平家の武将であった平景清が目を患った折、この神様に祈り、湧水で清めた処、霊験あらたか(=効果があらわれる)であった事から眼病平癒の信仰があります。

熱田神宮略図

清水社は熱田神宮の中にありますが、少し場所がわかりにくいので、簡略的な地図をご用意しました。熱田神宮の本宮から東へ進み、神楽殿の脇道を少し入ったところにあります。

湧き水の中にある苔むした石は、享禄の古図にも描かれている楊貴妃の石塔の一部との説もあります。三度水をかけて祈願すると願い事が叶うとか。この水で肌を洗えば綺麗なると言われているため、女性に人気のスポットでもあります。

景清社

景清は平家の侍大将忠清の次子。縁あって熱田の地に隠れ住みました。後年、景清は眼病を患い、失明したという伝説から、この景清社は、眼病に霊験があるとして信仰されています。

以上、熱田区周辺にある「眼」に関して古くから信仰あるスポットでした。

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