神秘的なステンドグラス

時間帯によって光の差す角度が変わり七色の変化を見せるステンドグラス。時間を忘れて何時間でも見ていられるステンドグラスが名古屋市市政資料館にあります。*ステンドグラスあるいはステンドガラスとも呼ばれます。

正面から入り口から入り、ホール階段を上がった先にある巨大なステンドグラス。

名古屋市市政資料館は昭和3年から18年まで裁判所として使われていました。こちらのステンドグラスには、罪と罰が釣り合うことを意味する天秤が描かれています。

ホールの天井を見上げると、円形のステンドグラス。

再現された陪審法定の天井には照明の光が照らされる黄色のステンドグラスがあります。

ここで少しステンドグラスについて考えます。

ステンドグラスはガラスに装飾を施し、いくつか組みあわせることで形となります。太陽の光が入る場所あるいは照明の下に設置され、ガラスに光が差し込むことで、作品として完成形になります。時間帯によって光の角度が変わるので、どの時間帯がもっとも美しいのか探すのも醍醐味の一つでしょう。

ステンドグラスが主に見られる場所は教会です。ステンドグラスを使うことで神秘的な空気感が作りだされます。反射した光や揺らぐ光が神々しく、人々の罰や罪を改め、希望を与える作用があるように思います。決して、光は人間がコントロールできるものでなく、非連続的なものであるために、一瞬の美を持ち合わせています。人間が作り出した芸術の最高傑作の一つだと思います。だから、何千年と残り続けているのでしょう。

名古屋市市政資料館はウェディングフォトで利用されるなど、密かに名古屋のフォトスポットとなっています。名古屋市の誕生から今日に至るまで歴史が知れる資料も展示されています。喫茶室でコーヒーも飲めますので、ぜひ♪

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