創造的ひまつぶし理論

日本人は日々忙しく働いている。寝る間も惜しいほど、良く働く。そんな、毎日を必死に生きる人々の娯楽とはなんだろうか?

旅行、ビール、飯、スイーツ、ゲーム、サウナ、車、etc…さまざまな娯楽=楽しみ方がある中で、「暇つぶし」という言葉は、どうも後ろめたい響きがする言葉だ。でも、よくよく考えると、暇つぶしによって人生は豊かになっているのだと思う。

暇つぶしとは、何もすることがなく、ただただ時間過ぎていく在り様を指す。次から次へ、やること(TODO)に追われる日常とは対照的である。暇つぶしは、非日常とも言える。

暇つぶしで〇〇する。

暇つぶしで〇〇へ行く。

というと、なんかカッコ悪く感じる。

趣味で〇〇をする。

旅行で〇〇に行く。

このような言い回しをすることで、なんかカッコよくなる。

これは、「目的性」が関係していると思う。

〇〇する目的で〇〇する。

まさに、これは我々の日常である。常に、何らかの動機や理由が背後にあり、行動している。

そう考えると、暇つぶしは、とてもインスピレーションに富んでいる。

自分の思うがままに、行動している。人間の本能で動いている時間なのではないか。

偶然orたまたま、奇跡的に何かを発見する「転機」は暇つぶしが「きっかけ」になることもある。もっと、暇つぶしを大切にしようではないか。

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