愛知県日進市にある「レトロでんしゃ館」は子供も大人も楽しめる電車ミュージアムになっています。令和5年3月2日以降は、予約なしで自由に館内に入れるようになりましたので、この機会にぜひ!電車の歴史は名古屋の街の発展と大きく関わっています。雨でも大丈夫♪
レトロでんしゃ館を1分で見る
レトロでんしゃ館とは?
昭和初期に名古屋市内を走っていた市電・地下鉄の展示や当時の使われていた電車にまつわる貴重な品々(地下鉄・路面電車コレクション)が保管されています。展示されている電車は乗ることもできます。また、市電・地下鉄の歴史に関するパネルや体験学習模型なども設置されており、見て・触って・学べるミュージアムです。大人でも知らないような「地下鉄の建設工事の方法」や、さまざまなマニアックな展示物(例えば、色灯式信号機や集電靴etc…)もあります。
展示されているレトロ電車は乗ったり、触れられる♪
大人もグッとくる見どころ5選!
市電1400型の展示
昭和12年に開催された汎太平洋平和博覧会の乗客を輸送するため、「博覧会にふさわしい世界一の電車をつくろう」との意気込みで製造されたました。車内は茶色の床と青のソファで落ち着いた雰囲気です。床や窓サッシが木で作られているため、経年変化でとても味わい深くなっています。上品で美しい電車です。
自動扉(乗車口)上のレトロな照明と丸い鏡がアクセントに!
地下鉄100形(107,108号)=黄電の展示
昭和32年の名古屋市営地下鉄開業時に、名古屋・栄町間を走った車両。ボディーカラーは画家の故杉本健吉氏が、暗い地下をウィンザーイエローで明るく走り抜けるよう意味が込められています。2つ丸いヘッドランプが可愛らしい。車内の作りは現在の地下鉄とさほど変わりません。東山線の黄色のイメージはこの電車から連想されます。
デビューから約210万キロを走り、鉄道ファンに惜しまれながら引退しました。
マニアックな地下鉄・路面電車コレクションの展示
地下鉄コレクションは、地下鉄車両番号、非常用電話、合図灯、車内信号機付速度計(3000形鶴舞線と1000系名城線)、電車行先標示板、車両銘板各種、列車運行記号板etc..
路面電車コレクションは、名古屋市最初のレール、信鈴、スタフ、行先方向幕及び巻取器、ブレーキ用圧縮空気圧力計、路面電車所属銘板、制帽、鉄道時計、運転手のマイクetc…
興味深いアイテムばかりが揃っています。
ここでしか見られない貴重な品々が豊富♪
鉄道模型の巨大ジオラマ
館内の中央付近では鉄道車両の模型が、ジオラマで再現された名古屋市内を走行しています。名古屋城やテレビ塔など細かいところも再現されていて、その中を走る模型電車はずっと眺めていられます。
レトロでんしゃ館限定グッズ
レトロでんしゃ館でしか手に入らないカプセルトイがあります。マナカおでかけシリーズ(ピンバッジ)全12種類。1回200円。カバンにつけると良い感じです。
この他にも、館内にはレトロでんしゃ館展示車両の搬入ヒストリーや既に引退した名古屋市電の15車種の紹介、名古屋花電車の歴史などレトロ感らしい資料が盛りだくさんとなっています。電車の歴史という切り口から、名古屋発展の歴史も学べ、大人でも知らないことばかりあります。
入館料は大人も無料!
レトロでんしゃ館は大人・子供とも入館料は無料。館内は大人1人でも入りやすい雰囲気です。コロナの影響で予約制でしたが、令和5年3月2日以降は原則予約なしで来館可能になりました。午前10時~午後4時まで。16時過ぎに門が閉まるので注意(土日祝)!水曜日は休館日ということにもご注意ください。
アクセス
地下鉄鶴舞線「赤池駅」下車2番出口から徒歩約7分
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