名古屋市天白区にある市農業センターdelaふぁーむのしだれ梅は2月下旬~3月上旬に見頃となります。小高い芝生広場から満開のしだれ梅(全12種解説あり!)が一望できます。梅の上品な香りと春の柔らかな日差しが相まって幸せな気分になれますよ。
令和6年「しだれ梅まつり」は、2月17日(土)から3月20日(水)まで開催されています。入場無料!月曜日は休館日なのでご注意ください!
市農業センターのしだれ梅園とは?
しだれ梅園には約400本(12品種)の梅が植えられています。市農業センター全体で700本の梅があります。赤系の花が咲くものは8種類、白系の花は4種類。
梅の由来
梅はバラ科サクラ属の落葉高木。江戸時代の呼び方「ムメ」に由来。万葉集や古今和歌集では花=梅を指したとされるほど、昔の人は梅を愛しました。花言葉は、高潔、忠義、澄んだ心。
「しだれ梅園」を1分で見る
なごやか市場
しだれ梅園を見たら、なごやか市場に!旬の地元産の新鮮野菜や果物の特設会場が設置されています。スーパーで見ない珍しいものも販売しておりました。
▼なごやか市場で販売していたもの一覧
農業センター産の苗や多肉植物、愛知県東海市産「あまなつ」「はっさく」、愛知県蒲郡産「グレープフルーツ」「せとか」「はる香」、愛知県産「不知火」、愛知産「トマト」「ブロッコリー」「太ネギ」、柿うまカレー、名古屋コーチン卵etc…
なごやか市場の外では、焼きいもが販売されていました。12時30分の焼き上りに行列ができていました。紅はるか100円(100g)しっとり甘く繊維質が多め。
入園料
どなたも無料!開演時間は午前9時~午後4時30分。
月曜日は休園日なのでご注意ください。
アクセス
駐車場190台(無料)*しだれ梅まつり期間中は有料
しだれ梅園の12品種を紹介
最後にしだれ梅園の12品種と開花時期を紹介させて頂きます。
呉服枝垂(くれは)赤系
開花時期2月中旬~3月中旬
花弁はわずかに紫色を帯び、満開になると、弁先がほんのり淡くなる。中輪ながら、大柄に見える。しべが束開するのも、この品種の特徴の一つ。樹勢は強く、よく育つ。
緑萼枝垂(りょくがく)白系
開花時期2月中旬~3月中旬
花弁の先は荒く波打ち、花は平開する。萼の緑が透けて、やや黄白色に見える。青軸性のため、若い枝は直射日光を受けても赤みを帯びず、緑色を保つ。
難波枝垂(なにわ)赤系
開花時期2月上旬~3月中旬
難波性のしだれ梅の代表的品種。花はほんのりと紅紫がかり、明るく派手なため目立つ。花弁はわずかに折り合わすように開花する。やや樹勢が弱いため、生育が遅い
満月枝垂(まんげつ)白系
開花時期2月上旬~3月中旬
咲き始めには花弁が重なるため、花形が満月のように丸く見えるところから、この名がつけられたと言われる。樹勢は強く育てやすい。やや早咲きの品種。
紅枝垂(べに)赤系
開花時期2月中旬~3月中旬
花弁は三重くらいで、全開しないため抱え咲きとなる。咲き進むにつれ、花弁の裏は色あせてくる。花形は端正。細枝が多く発生し、このため優しい枝垂れ方となる。
緋の司枝垂(ひのつかさ)赤系
開花時期2月中旬~3月中旬
花弁は鮮明な緋色。少し波打つため、ほのかな厚味を感じさせる。花弁の数は多くないが、しべが多く長いため、花は引き立って見える。早咲き品種。
一重緑萼枝垂(ひとえりょくがく)白系
開花時期2月下旬~3月下旬
萼の緑色が濃いためか、花は黄色味を帯びて見える。花形は端正で、花着きも極めてよい。青軸性のため若い枝は、直射日光を受けても赤みを帯びずに緑色を保つ。
藤牡丹枝垂(ふじぼたん)赤系
開花時期2月中旬~3月中旬
枝垂れの八重咲きなら「藤牡丹」と言われるくらい多く出回っている人気品種の一つ。蕾の先は紫色を帯びるが、花弁は開花すると淡紅色となる。
玉垣枝垂(たまがき)赤系
開花時期2月上旬~3月中旬
開花すると、花弁の裏が極く薄淡紅色に変化するため、花弁の表と裏の色合いが美しい。早咲き品種。
千鳥枝垂(ちどり)赤系
開花時期2月上旬~3月上旬
花弁には、花柄から弁先に向かって濃い筋が入る。花は開ききらないため、抱え咲きとなる。花着きはよい。立地条件のよい土地では、大輪の花を咲かせる。
唐梅枝垂(とうばい)赤系
開花時期2月上旬~3月中旬
花弁の開花当初は濃紅。満開になると、弁先は内側に折れ込むようになる。
白滝枝垂(しらたき)白系
開花時期2月中旬~3月中旬
花着きがよく八重咲きのため、満開になると枝が滝のごとく見えるところから、この名がつけられたと言われる。花弁の端がわずかに外側に反り返るのも特徴。
情報元:市農業センターしだれ梅品種紹介
さらに詳しい説明は市農業センターのHPをご覧ください。
ここまでお読みいただきありがとうございます。