愛知県常滑市は「常滑焼」で有名です。「やきもの散歩道」では、陶芸所やギャラリー、石炭焼成の煙突、焼き物が坂一面にひかれた土菅坂など、常滑の街中を歩きながら常滑焼の魅力を味わえます。
常滑焼とは?
およそ1000年の歴史をもつ日本六古窯の一つで、日本遺産に認定されています。平安時代には、すでに生活で使われていた瓶や壺などが焼かれて「常滑焼」と呼ばれています。
日本六古窯:常滑、瀬戸、信楽、備前、丹波、越前
やきもの散歩道
Aコース(1.6km)、Bコース(4km)の散歩道になっています。Aコースならゆっくり歩いて1~2時間で見て回れます。
常滑のマスコットキャラ
散歩道の入り口には巨大な招き猫が待ち構えます!この猫のいる下の道は、とこなめ招き猫通りと呼ばれており、地元の方が創作した猫の焼き物が道壁に飾られています。
ギャラリー&カフェ
やきもの散歩道の道中には、陶芸作家さんのギャラリー&工房やカフェ、雑貨店、革製のワークショップ体験できる店など楽しめるスポットが満載です!
常滑×名鉄「ねことわたしとカフェめぐりきっぷ」2023年9月1日〜12月24日までやっています。詳しくは名鉄HPをチェック!
土菅坂
陶器の破片を路面に敷き、滑り止めとして活用されています。土管坂の路面には、土菅を積み重ねて焼く時に下に置く「焼台」が敷かれており、坂の両側には明治時代の「土菅」と、昭和初期の「焼酎瓶」が埋め込まれています。
長さ23m、土菅の数63本、焼酎瓶の数390本
手づくり郷土賞、ふるさとの坂道三十選
土菅坂休憩所
土菅坂を登りきったところにある入場無料の休憩所。空民家を改修した懐かしい雰囲気の中でひと休み。常滑港、中部国際空港などを一望できます。地元陶芸作家の作品、お土産、観光情報コーナーあり。
登窯と10本の煙突
登窯は明治20年(1887)に33名の窯仲間により開設され、昭和49年(1974)まで使用されていました。約20度の傾斜地に8つの焼成室を階段状に連ねた「練房式登窯」で、全長22m、最大幅9.6mと全国的にも大型の登窯。10本の煙突は、均一に焼くために考えられたものです。石炭の普及に伴い、常滑市内に最大60基ほどあった窯も取り壊されて、残るはこの1基のみになります。
国指定重要有形民俗文化財、近代産業遺産に指定。
登窯の中には入れませんが、周りを一周できます!
展示工房館
登窯の隣にある展示工房館では、両面焚倒焔式角釜が展示されています。
2Fは作家作品の展示販売、ワークスペースになっており、絵付け体験ができます。
常滑焼急須
急須といえば「常滑焼」といっても過言ではありません。常滑焼でできた急須でコーヒーを淹れれば角がとれてまろやかな味になります。急須の凹凸がコーヒーの苦味の原因となる成分を吸収し、角がとれてまろやかな味になるんだとか。
コーヒー好きのあなた!常滑焼急須はいかがでしょうか?
まちの駅ヤマタネでお得な常滑焼きが手に入るかも!?
常滑焼のコップなんてもいいですよね。お気に入りのコップを使えば、コーヒータイムが一層楽しくなること間違いなし!
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