西尾に味噌をづくりを見て・学び・楽しめる複合施設「みそぱーく」があるのはご存知でしょうか。施設では、実際に味噌を仕込んだ100年使いつづけている大きな木桶を間近に見学できます。味噌や調味料、地元食材を楽しく学ぶ体験教室も開催!
味噌蔵見学
築100年以上の味噌蔵には100年以上使い仕込み続けている高さ6尺(約1.8m)ある杉の味噌桶が勇壮に並んでいます。味噌蔵の中は薄暗く、入った瞬間、味噌の香りがフワッと鼻に入ってきます。天井の隙間から差し込む自然の陽がいい感じ♪
昔ながらの味噌桶
味噌づくりに使われる木桶は、江戸時代の職人が釘を使わず巧みな技法で杉と竹を使って作られ、100年以上も使われ続けています。味噌蔵にはその蔵独自の菌が住んでいて、美味しい味噌を作る大事な条件になっているのだとか。味噌づくりは深いですね〜
味噌づくりには「菌」が重要。
重石の役割
木桶の上には、いくつもの石が積み上げられており、重石を置くことにより、桶中の味噌の水分が上部に上がり、味噌全体が水分に漬かっている状態になります。これによって全体の水分が均一になり、発酵や熟成のムラが少なくなるそうです。
仕込んである味噌は大豆100%と塩だけで作る豆みそで、大豆は重量の35%もの豊富なタンパク質を含み、レシチン・サポニン・イソフラボンなど体に良い成分を多く含みます。
1つの桶に入っている味噌の量はなんと4.5トン!お味噌汁にすると30万杯分。4人家族で毎日3食、12杯のお味噌汁を飲んでも68年分になります。
味噌玉こうじ
味噌づくりに欠かせない菌の存在があります。その名はニホンコウジカビ。日本のみに生息するスーパー微生物です。大豆を蒸して味噌玉をつくり、コウジをつけることで、微生物の働きよって「味噌玉こうじ」ができあがります。
味噌蔵以外にも、アートギャラリー「はと屋資料館」や味噌の販売所が併設してます。ぜひ、西尾に来たら、みそぱーくで味噌の魅力を学びましょう。
愛知の“魅力”を再発見!#さぶかる@Aichi#さぶかる愛知#サブカル愛知#I LOVE 愛知#愛知の魅力が繋がるストーリー