尾張瀬戸をゆる〜く散策。日本遺産のまち瀬戸の魅力を発見!

2023年9月9、10日に瀬戸市(尾張瀬戸駅一帯)で「せともの祭り」が開催されます。磁祖「加藤民吉翁」の遺徳をたたえる産業祭として昭和7年にはじまり、今年で92回目。メインイベントのせともの大廉売市瀬戸染付焼の体験イベントなど数が行われます。この機会に、瀬戸の魅力を堪能しましょう。

瀬戸市とは?

瀬戸市といえば、いまや将棋の藤井さんですね!もちろん、「せともの焼」も全国的に有名です。名古屋市の北東約20kmに位置し、名鉄電車で大曽根駅から30分程度で行けます。周囲を小高い山に囲まれて、自然豊かな街です。良質な陶土に恵まれ、「せともののまち」として発展しました。昔は湖があり、土地が隆起したことで、瀬戸一帯では湖底にあったきめ細かい泥土が豊富に取れるとか。

かえ吉
かえ吉

とても歴史ある町ゲロ〜せともの焼のコップが欲しい。

洞町窯垣の小径

窯垣(かまがき)とは、使わなくなった窯道具で作った掘や壁の総称。窯垣の小路は、窯垣が密集している400メートルの細い路地で、昔は陶磁器を運ぶ荷車や天秤棒をかついだ担ぎ手さんが往来したといいます。道中に、窯垣の小路ギャラリーや資料館があります。

窯垣の小路資料館

窯垣の小路資料館は、本業の窯元の家を改修したもので明治後期の建築です。

さぶネコ
さぶネコ

とても素敵な縁側にゃ〜。

企画展に合わせて開かれるギャラリーは500年ほど前に建築された窯元の屋敷を改修しています。案内の方がとても丁寧にせとものの歴史を解説してくださります。アプリ不要の音声ガイドもあります。

11月第二土曜日は、瀬戸ゆるり秋の釜めぐりが開催!

銀座通り商店街・せと末広町商店街

尾張瀬戸駅から洞町窯垣の小径へ向かう途中に、昭和レトロな雰囲気をもつ2つの商店街があります。「ろくろ」や「絵付」などの陶芸体験ができるお店や古い建物をリノベーションした、とてもおしゃれなカフェ&ゲストハウスなど、魅力的な商店街となっています。

その中で個人的にイチオシは、せと末広町商店街からほど近いところにある「本・ひとしずく」さんです。インスタはこちら。本好きの方に、ぜひ行ってほしい素敵なお店です。

瀬戸焼そば

なごわんグランプリ初代王者の瀬戸やきそば

藤井さんに負けないくらい有名?なのは、瀬戸市ご当地グルメの瀬戸やきそば。独特の食感ある蒸し麺と醤油ベースの豚の煮汁を使ったやきそばは、とても個性的な逸品です。せともの祭でも、瀬戸焼そば広場(尾張瀬戸駅西側ロータリー)で屋台が出ます!瀬戸市民にに愛される「瀬戸焼そば」いかがでしょうか?

—————————————————————

「昔からあるのに、新しいのは、なんでだろう。」

瀬戸市の新しい!を探しに、いざ瀬戸へ。

—————————————————————

Copied title and URL