熱田区の歴史を調べている方、熱田区周辺の歴史巡りをしたいと考えている方に選りすぐりの熱田区周辺の歴史スポットをご紹介いたします。
熱田神宮
明治神宮、伊勢神宮に次ぐ格式高い神社として有名です。江戸時代、熱田神宮(宮)のうっそうとした杜(もり)は伊勢湾に吹き出した熱田台地の南端に位置し、海上からの目標となってました。その形は、中国の伝説で不老不死の国(蓬莱)に土地の形が似ている(亀の形で熱田台地はその頭の部分)ことから蓬莱伝説が生まれた背景になります。名古屋の城下町は、京都から名古屋を見て、熱田の左にあることから蓬左(ほうさ)と呼ばれます。
七里の渡し
江戸時代に遡ると、熱田周辺は大きな港(湊)でした。また、東海道の宿駅であった熱田は「宮」とも呼ばれ、桑名までの回路の舟着場としても栄えました。
堀川
堀川は名古屋城下と熱田の海を結ぶ運河として生まれました。あの、徳川家康の命で福島正則が普請奉行(ふしんぶぎょう)として、工事にあたったと云われています。米殻、炭薪、竹木、器材、魚菜の類、諸雑物を湊の熱田から城下町名古屋へ運送する役割を堀川が担っていました。まさに堀川は「名古屋の大動脈」として、その発展に寄与しました。
堀川沿いにある大瀬子公園にかつて熱田魚市場がありました。公園内に魚壁のモニュメントが造られてその歴史を表しています。現在、熱田魚市場は場所を移して名古屋市中央卸市場本場として、新鮮な魚、野菜、果物、肉を市場へ流通しています。大名古屋食品卸センターでは、一般の消費者が買い物をすることができます。ザ市場、という感じで今ではこうゆう風景を見ることも少なってきています。ざっとみると鮮魚売り場だけで約15~20軒のお店で新鮮な魚が売られています。
断夫山古墳
断夫山古墳は東海地方最大の前方後円墳とされています。全長151メートル、前方部の幅116メートル、後円部の直径80メートル、前方部の高さ16.2メートル、後円部の高さ13メートルの規模。許可がないと古墳内に立ち入りはできないですが、ミニチュアサイズの断夫山古墳も隣にスペースにあります。熱田区内には、断夫山古墳の他に、高座古墳や白鳥古墳などもあります。
高座結御子神社
高座結御子神社(たかくらむずびみこじん)は、子供を健やかに育ててくれる神様としても信仰が厚く「子育ての神」と称されます。6月1日の例祭では多く方々が子供を伴って参拝します。この日、井戸を覗かせると「虫封じ」になるという特殊な信仰が伝承され、「高座の井戸のぞき」として有名です。
熱田区歴史スポット案内マップ
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