愛知県民・名古屋市民の皆様、そうでない全国の皆様、最近踊ってますか?今年は日本各地でお祭りが行われて、大いに盛りあがっています。お祭りを盛り上げる一つの要素として、「盆踊り」があげられます。色々なお祭りを取材していると、「祭り」と「踊り」にどんな関係があるのか気になってしまったので、さぶかる夏休み特別編「人は祭りでなぜ踊るのか?」を考えたいと思います。
盆踊りとは?
お盆の時期に、社寺や公園、商店街などで行われる踊り。列を組んで練り歩く行列形式と、やぐらの周囲を回る輪踊り形式があります。鎌倉時代に一遍上人(僧侶)が広めた念仏踊りが起源とされます。その後、室町〜江戸時代にかけて様々な踊りの要素が加わり、お盆の先祖供養と結びついたとされます。お盆に迎えた死者の霊魂を踊りで慰め、あの世へ再び送り返すとともに、この世の人々も生きている喜びと先祖への感謝を感じることをその意義としています。
全国的に有名な盆踊りには、徳島の阿波踊りや岐阜の郡上踊りがあります。
盆踊りの魅力
実は、私、一時期、HIPHOPダンスにのめり込んでいました。1人でリズムにノって踊るのも楽しいですが、皆んなでリズムに合わせて振り付けを踊る、一体感(グルーヴ)も踊りの魅力であると感じています。そういった意味で、盆踊りは、年に1回あるかないかの家族や友達、地域の人などと一緒になり同じ時間を共有しながら楽しむ究極のエンターテイメントなのかも知れません。
ええじゃないか
慶応3年8月、神の御札が舞い降りたという、うわさがうわさを呼び、各地で「ええじゃないか」を連呼する群衆の踊りが巻き起こりました。ええじゃないか踊りは、封建社会から新しい時代へと、世直しを求める騒然とした世相の中で、圧迫され続けてきた庶民の不満や怒りが、爆発したものであります。阿波踊りの下地があった阿波では、西日本の中で最も激しかったようです。(徳島阿波おどり会館展示資料より一部抜粋)
踊りには時代を動かす力があるということゲロ
盆踊りは誰もが主役になれる
ちょっとした考察を…
日本人はお祭りが非常に好きである。チラシや広告で「○○祭り」を目にすると、つい行きたくなってしまう笑。そこには、誰もがお祭りは楽しい!というイメージがあるからだと思う(中には、人が多すぎて嫌いという人もいるが)。日本人は、小さい頃から、お祭りに行く習慣があり、祭りの屋台や盆踊り、花火…とそこに居るだけで「楽しい」というイメージが体に染み込んでいる。なので、祭りという言葉に、人を集めるエネルギーが備わっている。祭りの中で、踊りという要素は、唯一、参加者が誰でも主体になれる(見る側からやる側へ)。盆踊りに参加すると、踊る前と踊った後では、違う景色が見えるのではないだろうか。汗だくだくだけど。
以上、人は祭りでなぜ踊るのか?お盆編でした。そんな深く考えず、踊ったらいいんです♪振り付けがわからない人は、周りと歩幅を合わせていれば、ぶつかりません。
小さいことは気にするな〜さぶかる♪さぶかる♪
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