だんだんと日が短く、朝晩がほんの少し涼しくなり、秋の訪れを感じる今日この頃。お久しぶりの歴史スポットです。庄内川を挟み、春日井市と名古屋市守山区の中間地点に、いくつかの古墳が集まる志段味(しだみ)古墳群があります。なぜ、昔の人はこんな大きなお墓を作ったのでしょうか。そんな思いを巡らせながら、志段味古墳群を散策してみましょう♪
少しだけ、古墳について気になる情報を…。古墳は日本全国に約16万個あり、コンビニの数より多いそうです。東海地方最大の古墳は、名古屋市熱田区にある「断夫山古墳」と言われています。
古墳に関する豆知識
現代で古墳を作るとすると、お値段いくら?
googleさんに質問すると、現代の工法では、技術向上、ブルドーザーやトラックなど機械力、コンピュータなど使って、1日最大57人、延べ2万9千人、工期2年6ヶ月、約20億円のようです(古墳の大きさによって変わると思いますが)。相当なお金持ちでないと古墳を作れません。古墳を作れたのは、天皇や豪族など一部の人だけでした。
なぜ古墳を作ったのか?
その地域を支配していた者が、死んだ後も自分の権力の大きさ示すため、墓としてつくらせたと言われています。
なかなかの目立ちたがり屋さんゲロ。でも、千年近く残り続けるのだから、広告コストで考えると、コスパが良い?
古墳の形に意味はある?
古墳には、円墳、方墳、前方後円墳etc…と色々種類がありますが、教科書などによく出てくる前方後円墳は、鍵穴のような形をしており、壺型土器や盾の形に似せた説、女性や男性、子宮の中の赤子を意味しているなど、さまざまな説があります。
志段味古墳群
前置きが長くなりましたが、ここから志段味古墳群の話へ。志段味古墳群は、東谷山白鳥古墳、白鳥塚古墳、尾張戸神社古墳、中社古墳、南社古墳、志段味大塚古墳、勝手塚古墳、東大久手古墳、西大久手古墳など、大小さまざまな古墳が存在し、東谷山を横目に古墳巡りができる散策コースとなっております。最後に、東谷山フルーツパークで、いまが旬の「ふどう狩り」するのも良いですね♪
▼古墳については、志段味東小学校6年生が調べくれた資料がとてもわかりやすいです。
白鳥塚古墳
志段味古墳群の中で最大級の大きさを誇る白鳥塚古墳をピックアップ!とても綺麗な前方後円墳の形をしております。白鳥塚古墳は、石英で白く飾られた古墳の外観や、伊吹山で傷を負ったヤマトタケルを、尾張まで運んだ白鳥の墓であるとする伝説から、その名で呼ばれるようになりました。
白鳥塚古墳は、東谷山フルーツパークのすぐ近くにあります。
東谷山はハイキングコースもありますし、東谷山展望台からの夜景も綺麗!さわやかな秋風吹く頃、志段味古墳群と東谷山へお出かけしましょう♪旬のぶとうを食べたいな。もぎたてフレッシュなぶどうジュース飲みたいな。
もぎたてフルーツ、もぎもぎしたら〜パクパク♪